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しーみあ

Author:しーみあ
19XX年生まれ。
「若い」というカテゴリには分類されなくなってきたお年頃。

好きなもの:

 酒 美味しい食事 漫画 小説 映画 60s~90s洋楽  RPG 

かなりの漫画好き。主に青年誌中心に読み漁っていたけれど、最近プラトニックな少女マンガにハマる。回帰願望か?!

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 「君はなかなか気付いてくれないから、正直に言うよ」
 「君が好きなんだ。後輩としてじゃなく、一人の女性として」
 「俺は、君の総てを共有していたいんだ。だから、これ。君さえよかったら、いつでも一緒に暮らしたいと思っているよ。」


 ちょっとまって。
 ちょっとまってよ。

 目の前の敦賀さんが、敦賀さんじゃないヒトのように見える。
 そして、あまりにも想定外のセリフが、次から次へと、その美しい唇から紡ぎ出されている。
 そして、それについていけない私。

 だって、今日の日中の、ショータローの爆弾発言で、すでに脳ミソ飽和状態・超満腹、これ以上なーんにも入りません状態だったのに!
 そこにカツカレー特盛を流し込もうってなもんよ、コレは!!!!

 目の前の敦賀さんからは、今の私にとってはカツカレー特盛並みのヘヴィな言葉が次から次へと飛び出てくる。
 その視線は熱っぽく、かつ私の視線をそらすことを許さないかのように、強固なまでに絡んでくる。



 
                   ああ、この視線、どこかで見たことあるわ・・・・。
 

                   そうよ、今日、あのカフェで・・・。


 

 「最上さん?・・・・・・・大丈夫?顔色が悪いようだけど・・・・」


 はっ、と我に返った。
 気が付くと敦賀さんは、心配そうに私を覗き込んでいた。

 なんてこと!敦賀さんの話の最中に、日中のことをまたも回想しちゃってたなんて!
 
 慌てて、現在の状況を振り返ってみれば。
いつの間にか、敦賀さんの部屋の合鍵を握らされるように、私の左手と合鍵は、敦賀さんの両手に包まれていた。

 「つつつつつつつつつるがさんんんんん~~~~////////(赤面)!!!!」

 手を引っ込めようとするけど、びくともしない。
 私が手を解こうとしていることはまったく意に介さないように、
 「ごめんね、俺の話ばかりして。最上さん、今日はなんだか様子がおかしかったよね。顔色も悪いし。・・・・何かあったんだね?」
 手を握られたまま、心配げに顔をのぞきこまれる。
 でも、その顔は・・・・心配、というよりは、「絶対聞き出してやる」っていう意図が含まれている、ような気がするんですケド・・・・。既に「何かあった」断定だし。



 ああ、どうしてこのヒトは、何でもお見通しなのかしら。
 
 でも、敦賀さんだけには、知られたく、ない。
 
 今日の、ショータローとのことは。


 
 すぅ、っと、心の中で深呼吸をした。
 女優・京子を呼び起こす。
 なんとか、ここを切り抜けるには、京子の仮面をつけなければいけない。

 キョーコじゃ、敦賀さんには太刀打ちできない。絶対今日の出来事を吐かされる。
 
 今日のことは・・・・・・・・、今日のことだけは。

 何があろうとも、敦賀さんに知られるわけにはいかない───────。


 「・・・・今、主演させてもらってるドラマのことで、ちょっと悩んでて。監督さんと意見が合わなくて、今日はイロイロあって・・・・・・」
 「・・・・・・・・・そうか。俺では相談にのれないのかな?」
 「あのっ、お気持ちは大変ありがたいのですが・・・ここは自分でしっかり悩み抜いておくところかなって・・・・。生意気言うようですけど・・・・。だから、相談したくなったら、言いますので!それまで、どうか見守っててください!」
 「・・・・わかったよ。俺はいつでも聞く体制できてるからね。あまりにも出口が見えないときは、人に頼るのも大事なことだよ?」
 「はいっ、ありがとうございます!」

 敦賀さんは、神々スマイルを浮かべて、そう言ってくれた。

 乗り切った・・・・・!!!

 危機一髪!ふうーっと心の中で安堵のため息をもらしたと同時に・・・・胸の奥がチクン、と痛い。

 ドラマで多少の悩みがあることも、今の監督さんが苦手なことも事実だから、嘘ではない。
 でも、今、私の頭を支配している事柄では、ない。
 やっぱり敦賀さんに嘘をついたことになるのかしら。なるんだろうな。

 ごめんなさい、敦賀さん。
 敦賀さんなら、仕事関係の悩みは、無理に聞き出さないってわかってるから。
 そんな優しさを、利用したみたいで心が痛い。

 2年前までの私なら、こんな芸当できなかった。
 まして、尊敬する大先輩、敦賀さんの前で、プライベートな時間に、女優・京子として、キョーコの演技をするなんて。

 女優・京子も、成長したってことかしらね。

 


 ふと、また我に返ってみれば、未だに手を握られたままの状態で。

 「ああああの、こ、この手をそろそろ・・・」
 「・・・とりあえず、これは君が持ってて。そして、考えてくれ、俺のことを。先輩としてとか、尊敬とかじゃなくて。一人の男として、好きかどうか。そして、少しでも好きだと思えるなら、俺は待つよ、いつまでも。この鍵は、君の事が本気で好きだっていう、証と思っていてくれていい。明日から3週間留守にするけれど、部屋は君の好きに使っていいからね」

 話の矛先は、私が最も避けたい話題からは反れたけれど・・・・やっぱりカツカレー並みのヘビィな話題に逆戻り。熱を帯びた視線と共に。

 私は、「はい、わかりました・・・・」と答えるしか術がなかった
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