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しーみあ

Author:しーみあ
19XX年生まれ。
「若い」というカテゴリには分類されなくなってきたお年頃。

好きなもの:

 酒 美味しい食事 漫画 小説 映画 60s~90s洋楽  RPG 

かなりの漫画好き。主に青年誌中心に読み漁っていたけれど、最近プラトニックな少女マンガにハマる。回帰願望か?!

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ギブスなどの処置が終わり、病院のベッドで一息ついていると、祥子さんとキョーコが顔を出した。
 
 「全治2ヶ月ですってね・・・」
 ベッド脇の椅子に腰掛けながら、神妙な顔つきで呟く祥子さん。その隣には、青ざめた顔のまま無言で俯くキョーコ。

 レントゲンの結果、右足首と右手首に結構なヒビが入っていた。
 足を踏み外して階段から転げ落ちそうな格好のキョーコを、これまた無理な体勢で飛びついて庇った代償。

 正直、骨にヒビまで入ったのは誤算だった。
 いつものオレ様の運動神経なら、キョーコを抱きかかえて、宙返りしたのち華麗に着地できそーなもんだったが・・・・。
 ここ数日、眠れない日が続いていたおかげで、体は反応してくれなかった。
 キョーコに想いを告げた三日前。泣きそうな顔をして、オレの静止を振り切り、立ち去ったキョーコ。あの場面が、あの顔が、何度も蘇ってきて、オレの眠りを妨げていた。

 オレが告白してから、顔を合わせるのは初めてだ。
 庇ったこっちが怪我をするなんてかっこ悪いが、おかげで「あの日の後」という気まずさが、かなり和らいでいる気がする。まあ、和らいだというより、もっとインパクト大な事件が起きてしまった、ってだけなのかもしれないけれど。

 「ところでショー。どうするの?明後日からのツアーと・・・あの話。その腕じゃ、ペンも持てないじゃない?・・・曲作りは厳しいものがあるわね」

 オレの腕は、ギブスでぐるぐる巻きに固定され、かつ三角巾で吊るされていた。もちろん足もギブス。右半身はまったく使えない状態だ。

 「ツアーは・・・・さすがにこんなかっこわりー状態でステージには立てないからな。悔しいけれど中止しかねーだろ。ただ、あの話は別だ。オレはやるぜ?アシスタントでも雇えばなんとかなンだろ」
 
 「そのアシスタントを誰にするかが問題よ。マネージャー選びすら難航してるのに、楽曲作りのアシスタントだなんて。よっぽど信用がないとダメよね」

 「あのー・・・。『あの話』というのは?」

 すっかり仕事の打ち合わせモードに入ったオレ達の間に、おそるおそる会話に加わってきたキョーコ。
 祥子さんが、目で「いい?話しても」と訴えてきたので、無言のまま頷いた。

 「これはウチの事務所内でもごく一部にしか知られていないことなんだけど・・・・。尚ね、こんどハリウッド映画の主題歌と挿入歌を担当することになったのよ。『ミッション・ブルー』シリーズ。知ってるでしょ?」

 「えええ!あの『ミッション・ブルー』ですかあ!?」

 キョーコがこれでもかっていうくらい目を丸くして叫んだ。
 その映画は5年前に日本で公開され、興行収入も上々。シリーズ化され、2年ごとに新作が出る。今回オレにオファーがきたのは、『ミッション・ブルーⅢ』だ。全世界に公開されるハリウッド映画のテーマ曲を作る。仕上がり如何では、オレのアーティストとしての世界進出の夢に大きく近づくことになるから、密かに気合が入っていた。

 「締め切りはあと一ヶ月後なのよね・・・。まだ完成はしていないのよね?」
 「ああ。でもまぁ、大方は形になってるから問題ねーな。ただ・・・エンディング曲をやり直そうと思ってたんだ」
 「ええっ、今から!?一からスタート?大丈夫なの!?」
 「オレは不破尚だぜ?楽勝よ♪・・・って言いてーとこだけど、このザマじゃちょっとな・・・。作業的にイチイチ時間かかるのがネックだな」

 「あのっ!!」
 見ると、キョーコが青ざめた顔を更に青くしていた。
 「あの・・・本当にごめんなさい!私のせいでこんなことになって・・・!!私にできることがあれば、何でもさせていただきますから!」

 今にも土下座する勢いで、180度に近い状態で頭を下げるキョーコ。
 
 


そのとき、オレの頭に、ある考えがよぎった。
 これは・・・・・・・・・実は、千載一遇の大チャンスかもしれない!!!!

 


「キョーコちゃん、そんなに気にしないで・・・?今売り出し中の女優さんの体に傷が付かなくて良かったわ。あとはこっちでなんとかするか「よく言ったな!その誠意、ありがたく受け取ってやるぜ!!」 
話を無理やり遮られた祥子さんが驚きの表情でオレを見ている。

 「話は聞いての通りだ。ツアーは仕方ないとしても、締め切りの迫った仕事がある。そしてオレはこんな状態だ。よってお前にアシスタント兼家政婦をやってもらうことにする!」

 「は、はああああ~~~~!!!????」

 びしぃ!と人差し指を絶叫するキョーコに突きつけた。








よーやく、具体的なエピソード導入までこぎつけました。
長い・・・(汗)。
終わるまでどれだけ続くのやら。行き当たりばったりです。
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