妄想駄文☆閲覧注意!
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しーみあ

Author:しーみあ
19XX年生まれ。
「若い」というカテゴリには分類されなくなってきたお年頃。

好きなもの:

 酒 美味しい食事 漫画 小説 映画 60s~90s洋楽  RPG 

かなりの漫画好き。主に青年誌中心に読み漁っていたけれど、最近プラトニックな少女マンガにハマる。回帰願望か?!

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 おにぎり、味噌汁、蕪の煮物、玉子焼き、鰆の塩焼き。

 ダイニングテーブルに並べられた二膳の家庭料理。
 いずれも、見覚えがあるメニュー。一緒に暮らしていた当時は、貧乏くせー料理だ、などと文句を言っていたが。
今は、どんな高級レストランの食事よりも価値がある食事に思えるから不思議だ。
 
 また、キョーコの作った食事を食べることができる日がくるなんて。
 過去の自分が、どんなに貴重なものを粗末に扱ってきたか・・・。

 胸の奥から、熱いものがこみ上げそうになる。

 「なによ、また貧乏くさいメニューだとか言うんじゃないでしょうね?普段どんなもの食べてるんだか知らないけど、冷蔵庫にろくな調味料が入っていないとこみると、外食ばっかりなんでしょ。粗食は体にいいんですからね!文句言わないで食べなさいよ」

 黙ったまだ、しばし並べられた料理を凝視するオレを見て、文句があると勘違いしたキョーコは、悪態をつきながら向かいの椅子に座る。

 「その手じゃ箸持てないからフォークでね。ご飯はおにぎりにしたから食べられるでしょ」
 煮物も魚も、フォークでつまみやすいように一口大に切られていた。細かい気配り。そうだ、こういう奴だったな、コイツは。

 急に愛しさがこみ上げてきて。
 キョーコの隣の椅子に腰掛けた。対面にセットされていた自分の膳を、キョーコの隣に並べ変える。
 
 「手ぇ怪我してるんだぜ?食べさせてくれるんだろ?」
 「ななななな、なにを言ってんのよっ!左手でなんとかしなさいよ!!」
 「椀物は片手じゃ食いずれぇだろーが。ほら、スプーンも用意しろよ」
 「甘えるんじゃないわよっ!手づかみでもなんでもしなさいよ!」
 「オレは育ちがいいからな!粗野な食い方できるかよ!」

 四人がけダイニングテーブルに、横に並んで二人。
 密着した状態でギャアギャア言い合う様は、第三者が見れば「イチャついている」状態以外の何者でもないだろう。
 
 赤い顔してうろたえるキョーコ。怒った顔をしているものの、迫力ゼロだぜ?むしろ男はそういう顔が好きだったりするし・・・・。
 キョーコの素の表情を間近で見ることができるこの瞬間。
 内心、溢れそうな喜びが渦巻いている。

 「・・・・約一億円・・・」
 ボソッと呟いてみる。
 「な、なによ・・・・」
 「オレがこの怪我でキャンセルした数々の仕事で被った損失額だよ」
 「!!!」
 「お前は、オレが守ってやったおかげで仕事に主演ドラマに穴あけずに済んだってのになァ・・・誠意がねえなァ・・・・」
 「~~~~~!!!わかったわよ!!食べさせりゃいんでしょ!!」
 「最初から素直にそう言やいいのによー」

 まんまと、「はい、あーん」状態で食事をすることに成功。
 うまい!
 ここ数年食べた総ての食事をダントツで抜く勢いだ。米の炊き加減、出汁のとり方、塩加減。どれもがオレのベスト。何も聞かずとも、オレの好みを知り尽くしている。こんな芸当ができるのは・・・・この世でコイツだけだろうな。

 そして、食べさせながらイチイチ赤くなるキョーコ。
 正直、可愛い。
 一緒に暮らしてたころなら、「あーん」なんて頼めば二つ返事でやってくれそうだったが・・・・。まぁあの頃は、オレ自身がキョーコに食べさせてもらいたいなんて思わなかっただろうけど。
 
 人の心の移り変わりは、すごい。
 自分の心の変わりようも。
 いや、心変わりというよりは・・・オレの場合、自分の元々持っていた感情を「発見」したといったところか。
 対してコイツは、「ショーちゃんが一番(はぁと)」状態から「地獄へ落ちろ!」状態にまでなってしまったわけで。
 どうにかして、この期間に、離れすぎてしまったコイツの心をとりもどさねーと。

 そして、心だけでなく、外見も変わる。
 オレのビジュアルが3年前より格段にレベルアップしたのはもちろんのこと。
 驚くべきはキョーコ。
 オレと一緒に暮らしていたころは、化粧っ気ゼロ色気ゼロの、田舎娘だったのが。
 今や、他の女優と並んで立っていても遜色がない。滲み出る美しさ。本人はそのことを自覚していない様子だが、そこがまた、「気取っていない感」を出すのに一役買っており、好感度上昇に繋がっているようだ。

 お前をそんな風に変えたのは・・・・。やっぱりアイツなのか?
 俳優としての先輩。
 愛しむ眼差しを浴びせるように常にキョーコに振りまいている、あのヤロー。

 いつか見た、キョーコとアイツのツーショット。スタジオの片隅で、他愛のない話をしているであろう二人は、不本意だが恋人同士に見えた。というかキョーコの態度は極めて普通だが、奴の表情がもう、恋人に対するソレだったからな。

 「なによ、魚の骨でも入ってた?苦虫噛み潰したような顔して」
 「・・・・あ、ああ、いやなんでもねーよ」
 
 キョーコを見ているうちに、余計な奴の顔まで思い浮かべちまったぜ。
 若干イライラしながら、自分の左手でおにぎりをほおばった。

 「あ、クチに海苔・・・」

 とっさに、自分の唇に伸びたキョーコの指。
 不意打ちもいいところ。
 
 「はい、とれた。まったく、アンタって・・・・ってキャアア!」

 唇に伸ばされた細い指を、自分の左手の中に閉じ込めた。そしてそのまま、愛しいそれを軽く舐める。

 「な、ななななななな」
 「とってくれた海苔食べただけだろ。・・・・ぷっ、すげえ顔」
 「笑ってんじゃないわよー!!!離しなさいよっ!!!」
 「やだね」

 クスクス笑いながら、意地悪を働く。もう一度・・・今度は桜色の爪を唇で包む。
 
 
 「やっ・・・」
 
 
 赤く染まる頬。潤んだ瞳で、オレに咥えられている己の指先を恥ずかしそうに見返す、その顔。
 


 
 反則だろ。
 

 
 絶対誰にも見せたくない。特にあのヤローには。
 


 


                         こいつは、オレのもの。

 



 気がつくとオレは硬直するキョーコをそのまま引き寄せ、片腕だけで、だがしっかりと、抱きしめていた。







後半微エロ?w
好きな人の唇って、触りたくなりますよNE☆


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<< 5月22日までのお礼です☆ // ホーム // SINJIRU KIMOTI  2 >>
ギャー尚!!!
ちょ!!!美味しすぎです。笑

思わず机ばんばんしちゃいそうでした。
続きすんごく期待して待ってますねv

蓮キョ派のはずなのに最近尚キョもベクトルが上がってきた。。。

あ~・・・でもやっぱり尚ファンの方の書くテキストは愛が篭ってますよね・・・私もお勉強しなくては。

それでは続き首を長くして待ってます
[2009/05/21 Thu] URL // めぐ #eMkLRZRc [ 編集 ]
Re: ギャー尚!!!

ありがとうございますほv-238

> 蓮キョ派のはずなのに最近尚キョもベクトルが上がってきた。。。

そうなんですよね、私も最初は蓮キョ派だったんですが・・・・。コミックスを読み返すうちに、どんどん尚の株が上がってきて・・・。蓮のキョーコちゃんに対するベタぼれぶりはわかりやすくていいんですが、尚の場合は本誌でそんなに描写がない分、妄想熱が入るっていうか(笑)

続きの執筆がんばります^^
[2009/05/22 Fri] URL // しーみあ #- [ 編集 ]

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