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しーみあ

Author:しーみあ
19XX年生まれ。
「若い」というカテゴリには分類されなくなってきたお年頃。

好きなもの:

 酒 美味しい食事 漫画 小説 映画 60s~90s洋楽  RPG 

かなりの漫画好き。主に青年誌中心に読み漁っていたけれど、最近プラトニックな少女マンガにハマる。回帰願望か?!

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 何年ぶりだろう。こうやってくっついて、一緒に座るのは。
 一緒に暮らしていた頃はよく、こうやって体の一部がどこかくっついた状態で、テレビ見たり雑誌読んだり、狭いリビングでゴロゴロしてたっけ。
 

 左腕に当たる、ショーの背中。伝わる熱。
 左手で鍵盤を奏で、時折、振り向いては楽譜に書き込む指示をする。

 
ショーの吐息が、首筋を掠める。

 

 目の前の仕事が単純作業で良かった。
 これが複雑な計算だったりしたら、絶対こなせていないだろう。
 
 

 私の意識の9割は、完全に左側に向いてしまっている。

 


 ねえ、ショー。
 アンタ、一体どういうつもりなの?
 今更、昔みたいなことしないで。
 卑怯だわ。そんなの。

 先に私に背を向けて、去っていったのはアンタの方なのに。
 
 こんな風にくっついてきて、平然と仕事しちゃって。曲もスラスラ書いちゃって。
 私は、こんなことで、動揺しちゃって。赤くなって。

 なんだかすごく、悔しい・・・・!
 悔しいよ・・・・!!


 

  「・・・・って、どした?腹でもイテェのか?」

 声をかけられてハッとする。
 いつの間にか、鉛筆を握りこぶしで握っていた。目の前の楽譜も力をこめたせいで、クシャっとなっている。

 「・・・・っ、なんでもないわよ」
 「アノ日か?オマエ、そんな重いほうじゃないハズだよな」
 「って!!!!男のくせになんてこと言い出すのよっ!!!」
 「なに今更そんなことぐらいで赤くなってんだよ。一緒に暮らして仲だろ」
 「関係ないでしょそれとこれとはっ!!!!」

 

  ああもう!!一緒に暮らしてたこと自体は事実だから、否定の仕様がないのが悔しいわ!
 今にして思えば、若気の至りだったとはいえ、自分がいかにトンデモないことをしていたかがわかる。
 若い男女がひとつ屋根の下で暮らすだなんて!!!
 私に生理のこと聞いてくる男なんて、この世にショータローくらいのものだわ。
 
 
 「男女が一緒に暮らす」ということの事の重大性を、あの当時はよくわかっていなかった自分の落ち度でもあるので、これ以上怒りの矛先をどこにもって行けばいいかわからず、赤くなったまま言葉を飲み込んだ。

 
 そんな様子を見て、ふう、とため息をつくショー。
 「そろそろ終わりにして寝るか。風呂、先に使っていいぜ」
 「なっ!なによ、まだ泊まるとはヒトコトも」
 「もう終電とっくにないぜ」
 「!!!・・・・・・・じゃあタクシーで・・」
 「こっからお前んちまで、深夜割増料金込みで一万円以上はするんじゃねーかな」
 「ぐっ・・・!」

 

 時刻は夜中3時を過ぎたところだった。
 タクシーも、確かにショーの言う金額くらいは行くだろう。私も女優でそこそこ売れてきているから、出せない金額ではないけれど、生来の貧乏性がたたって、いつも財布には5千円くらいしか入っていなかった。自宅にも現金はないしクレジットカードは持っていない。
 ああ、カードくらい作っとくんだった。節約志向の自分を呪いつつ、恨めし気にショーを見ると、


 「決まりだな。さ、風呂入ってこいよ。それとも一緒に入るか?昔みたいに」

  ものすごく嬉しそうな笑顔で、こっちを見つめていた。

 「どんだけ昔のこと言ってるのよっ!!!」
 「ああ、ちなみにお前の寝間着や下着は、やっぱりこっちで用意したから。新品だから心配すんなよ」
 「はあ?!!何時の間に・・・・!??っていうか下着用意ってアンタ(絶句)」
 「ったく、ナニ必要以上に赤くなってんだよ。オレ様くらいの一流芸能人になるとなー、電話一本で何でも揃うんだよ!」
 「・・・・・・じゃあアシスタントも一流芸能人のご威光で電話一本で用意すればいいんじゃない」
 「・・・!~~~うるせえな!おめーは反省が足りねーみてえだな!誰のためにこんな怪我したと・・・」
 「あーはいはい!じゃあお風呂お借りします!一流芸能人様!」

 話の雲行きが怪しくなったので、不毛な言い争いから逃げるように地下スタジオを飛び出した。

 


 ***



 
 「ショー、出たわよ。お風呂使っていいわよ」

 「ああ。・・・っ!!!」

 地下スタジオを片付けて、リビングに戻り雑誌に目を通していると、キョーコが風呂から上がってきた。
 そしてオレはこのとき、自分の読みが甘かったことを思い知った。

 

 同棲していたころは家族同然、異性として意識もしていなかったが、今は違う。はっきり惚れていると自覚できている。だから、キョーコにアシスタントの話を持ちかけたときから、こうなるシチュエイションは予想していた。
 が、予想外のことが一つ。

 
 それは、キョーコ自身。

 19歳の、日本を代表する女優、京子。
 彼女にしたい芸能人ランキングなんかでも必ず名前が出るようになった女。

 

 そんな女の風呂上り。色気がないわけなかった。

 
 正直、オレの脳内イメージのキョーコは、どうしても同棲していた16歳止まりだった。

 それが誤算の原因。
 キョーコの『オンナ度』が、こうも上がっていたとは。

 
 しかも、着ている寝間着が、いわゆるネグリジェ。淡いピンクでレースがふんだんに使われており、キョーコの好みのストライクゾーンだから、アイツは文句も言わずそれを身にまとっている・・・。清楚なデザインだが、それがまたキョーコの可愛らしさを120%引き出すのに一役買っていた。逆を言えば、キョーコに受け入れられていない今のオレには目の毒以外の何者でもない。

 下着と寝間着を至急買ってくるよう、事務所のスタッフに依頼したのも俺、デザインの指定をしたのも俺。そしてそれを的確にこなしたスタッフ。
 仕事の完璧度が、今となっては憎い。


 「なに?」

 硬直したオレを見て、首を傾げるキョーコ。ああ、こいつが鈍い女で良かった。

 「いや、何でもねーよ。じゃあ風呂はいってくるわ。先寝てていーぜ」

 はやく視界からキョーコを追い出したくて、急いでリビングを出ようとソファから立とうとするが。

 「あ、ちょっとまって」
 キョーコがオレの前にしゃがみ込みだした。
 
 
 ちょっと・・・胸元、見えるんですけど・・・/////

 
 「ギブス。濡れるといけないでしょ。ほら、こうして・・・・っと」
 ビニール袋をオレの足に被せ始めた。

 時折、オレの足に触れるキョーコの指。
 皮膚をくすぐる、キョーコの湿った髪。
 そして一箇所に集中しだす血流。

 ナンノ拷問デスカ?コレハ。

 「腕も・・・・・・・っと。ヨシ、とりあえずこれでOKね」
 ぽんっと腕を叩かれる。
 器用に腕のギブスもビニール袋を巻いて、撥水仕様となった。
 気が利くところは、相変わらずだ、な。

 
 「サンキュ」

 体が熱くなってしまっていることを悟られまいと、必死で平静を装って、搾り出した一言。キョーコはまったく気に留めていないようなので、ほっとする。

 


 オレ、いま、どんな顔してるかな・・・?









オトコノコなショーちゃん(笑)
蓮なら、胸元見えた→ポーカーフェイス でしょうなあ・・・。
尚なら、オトコノコらしく赤くなったり慌てふためいたりそわそわしたりしそう。

そこらへんが、尚に萌える理由ですかねえ。

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うああばい!!
作者様サ・イ・コ・ウ☆!笑 
私も尚キョ大好きですww
ゲームの限定版の表紙とかもう
松はキョーコと結ばれないとわかってしまった
ので二次くらい松は幸せになって欲しい限りです。
[2009/08/12 Wed] URL // yun #sSHoJftA [ 編集 ]

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